ホーム > 転職のヒント > 伝説に残る退職届の出し方『エンジニア篇』〜それは始まりなのか、終わりなのか〜

転職のヒント

伝説に残る退職届の出し方『エンジニア篇』〜それは始まりなのか、終わりなのか〜

オフィスにまつわる様々な伝説を、日々探っている全国企業伝説調査団。当調査団の団長Yがお送りする調査レポート。今回は『退職届』にまつわる伝説を調査する。ちなみに団員数は2名。現在新メンバーを積極募集中だ

この記事の評価
  • 43210

退職届けで伝説は残せるのか?

「こんな会社、こっちから辞めてやるんだからっ!」

エンジニアに限らず、全ての社会人が一度は言ってみたいという憧れの言葉。会社勤めをしている方なら解るはずだ。そう、世の中には、どうしても相容れられない上司や同僚がいる。イヤミだったり、しつこかったり、油ギッシュだったり、生理的に受け付けなかったり。。。
どんなに技術が進歩しても、人間関係の悩みは、いつの時代も尽きない。 
そんな相手に向かって、バシンッ!と退職届を叩き付ける。
なんて願望を持っている方は大勢いるのではないだろうか。ま、実際に実行してしまう人なんていないと思っていたのだが、やはり世の中は広い。探せばいるものだ。実際にやってしまった勇気ある英雄たちが。全国企業伝説調査団の私のもとに寄せられた報告をもとに、伝説の一部を覗いてみよう。あなたの今後の参考になれば、幸いだ。

CASE(1)プログラミングの要領で提出

 改まって退職届を上司に提出するのは緊張しますよね。だったら仕事のフリをして、さりげなく提出しよう!

中堅ソフトハウス勤務の西田さん(仮名)、29歳の例。家庭の事情で実家の福島に帰ることになり、退職を決意。元来の引っ込み思案のため、良かれと思って自分の一番得意な形で書いてみた…が、プログラミングされた退職届に上司は唖然。上司の無理解なのか、西田さんが時代を先行きすぎてしまったのか、単なるアホなのか。それは神のみぞ知るところ。

CASE(2)フローチャートでロジカルに

 職場にしつこく引き止められるなら、退職の理由や経緯を論理的にフローチャートで説明するのも手だ。上司にも納得感が生まれるかも?

大手SIer勤務の芳川さん(仮名)、33歳の例。キャリアアップを目指して転職を決意したが、上司に執拗な引き止めにあう。なんとか諦めてもらう為に生み出したのがコレ。理路整然と退職理由をフローチャートにまとめた退職届に上司も脱帽。するはずもなく、逆に上司の逆鱗に触れてしまい、こっぴどく怒られてしまったとか。

CASE(3)上司のPCにアスキーアートでお茶目にw

 イヤな上司に、直接退職届を渡すなんて面倒だからメールで提出。どうせなら可愛いメールで日頃の恨みをはらすのだ!

汎用系システムの老舗制作会社に勤務している太田さん(仮名)、27歳。新卒で入社したものの、古い考えの上司との人間関係のそりが合わず、「やっぱこれからはWebっしょ!」という軽い考えで転職を決意。上司に一泡ふかせてやろうと、渾身のアスキーアートで退職届を作成。受け取った上司はもちろん驚愕。あいた口が塞がらず、全治1カ月の顎関節症に。

勇気ある英雄たちのその後……

こんなご時世でも、なかなかファンキーな人がいたもんだ。いや、こんなご時世だから、なのか。たしかに、上記のような提出方法をしてみれば、すっきりするかもしれない。伝説を目の当たりにした周囲の同僚たちからも、賞賛を受け、この物語は永久に語り継がれるかもしれない。「かつてこんな伝説を残したヒーローがいたんだ」ってね。

しかし、気になるのはやってしまった彼らのその後。ドラマのようにうまくいかないのが現実の社会。前職の職場に伝説を残したからといって、その後の人生がバラ色になるなんてことは、決してないのだ。
とくにエンジニア業界は人材の流動が最も激しい業界のひとつ。どこで、あなたのウワサが流れてしまうか解ったもんじゃない。意気揚々と次の会社に転職活動してみても、ウワサの一人歩きだけであなたの評価はとんでもないものになっているかもしれない。

また、よく聞くのは「CASE(3)」でも見られたメールだけで退職届けを済ませようとしてしまう人。いや、さすがにアスキーアートを送りつける人は稀だろうが、退職理由を記入したワードを添付して、メールでペロンと送ってオシマイ!という人が結構多いのだとか。これをやってしまうと、個人としての責任能力を問われかねない上に、周囲の人たちからの信頼を一気に失う恐れがある。他のCASEにしても、無論同じだ。

今の会社に何かやってやらねば気がすまない場合や、伝説をつくりたいという強い意志がある場合以外は、今回ご紹介した「CASE」を参考にすることはあまりオススメできない(私個人としては、そういう人間は好きではあるが)。どうしても、という場合は自己責任でやってほしい。そして、できればその報告を私のもとに寄せてほしいw

@type 市場価値診断 あなたの市場価値がその場でわかる!


エンジニアtype - エンジニアのシゴト人生を考えるWebマガジン


typeのIT派遣 - ITエンジニア・技術者専門の人材派遣サイト


ページトップへ