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〜正しい転職活動の方法を伝授〜求人情報の制作マンが語る、求人原稿はここを見ろ!Part2

数多くある情報の中から、自分にベストな会社を選ぶなんてムリに決まってる!なんて諦めていませんか?求人広告を読み解くには、ポイントをしっかりおさえることが重要です。コツを身につけて、正しい転職活動を!

クリック、クリック、スクロール…。クリック、クリック、スクロール…。転職サイトを見ていると繰り返すこのリズム。聞いたことある名前を見つけてクリックしたり、特集ページを読んでそのまま特集企業を選んでみたり。最初のうちこそ楽しいけれど、だんだんなんだか面倒臭くなってきて、しまいにはどの会社も同じなんじゃないかと諦めてしまう。一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。それは、あなたが正しく求人広告を読めていないのが原因かもしれません。「求人情報には、一定の法則があります!」。そう語るのは、某転職サイトにて求人広告作りに勤しむ制作担当者3名。各項目には特性や傾向があり、書かれている内容をうまく読み解くことが何より大切なのだとか。前回はTOP(メイン)記事についてお教えしまたが、今回は『仕事内容』の欄についてご紹介致します。

仕事内容は、仕事内容以外のことも書かれている!

「仕事内容欄は結構な文字数を盛り込める場所。だからこそ、仕事内容はもちろんですが、キャリアパスや会社の雰囲気、醍醐味ややりがいなど、様々な情報を盛り込む傾向があります。職種名から仕事内容は何となく想像できると思いますが、それ以上の魅力を読み解くには、まずはここを見ることを私たちはお勧めします」(制作担当)

仕事内容欄には、仕事内容以上のことが書かれている。項目名にとらわれず、フラットな状態で情報を受け入れることが、大切なのです。

まずは基本を知るところから…

仕事内容以上のことが書かれているといっても、まずは基本を知らなければ意味がない。「そんなことわざわざ説明されなくてもわかっているよ」と言われるかもしれませんが、仕事内容の適切な読み方を体得する上でも基本的な構造は知っておきたいところ。そこで、仕事内容の書き方にはこだわりを持っているというW氏に話を伺いました。

W氏/制作担当によって書き方のスタンスは違いますが、「いかに多くの情報を、いかにわかりやすく、いかに具体的にイメージさせるか」が仕事内容の項目において大事なことです。ただ『〜〜系プロジェクトにおける設計・開発業務』と書いてあるだけではユーザーの方に不親切だと考えられます。チームで臨むのか。顧客との距離は近いのか、それとも開発に打ち込むのか。さらにはどのような案件があるのかなど、具体的に書かれているケースが多いですね。

一言で「仕事内容」といっても、「具体的な仕事の流れ」「プロジェクトへの臨み方」「案件例」など、様々な切り口から書かれているようです。そしてこれは小ネタですが、詳しく書かれている仕事内容からも読み取れることがあるとか。W氏はこう続けます。

 

W氏/案件例にせよ、プロジェクトへの臨み方にせよ、基本の仕事内容が詳しく書かれている会社は、それだけ人事の方が協力的だったという証拠。採用に積極的だと言っても過言ではありません。その会社のターゲットとなる方が、入社してどのような仕事を任せるのかを具体的にイメージしているので、ユーザーの方にとっても入社後のイメージがしやすいと思います。ですが、仕事内容が極端に薄くても、案件例が公表できないだけで、実は非常に面白いプロジェクトをしている!なんて会社もあるので要注意です。

仕事内容以外に書かれているもの、あれこれ。

 

基本がわかったところで、次は仕事内容以外にどんな内容が書かれているのかを見てみよう。以下に挙げたのが、よく書かれている項目です。

●キャリアパス
●研修制度
●転職者の声/社長(会社)のビジョン
●社内制度/環境 など

他にも色々とありますが、企業の特徴が詰まっている場所であることは間違いありません。引き続きW氏に、具体的に検証していただきました。

W氏/求人広告の制作者にとって、仕事内容は非常に力を入れている欄の1つ。ユーザーが必ず見る項目だからこそ、仕事内容以外の情報も必然的に多くなっていきます。下記に項目別にまとめましたのでぜひ参考にして頂ければと思います。

『キャリアパス』
PGやSEなど、役割は別れているものの、どのようなキャリアを進むのかは会社によってまちまち。その中で、キャリアパスが明確にされている会社であれば、制作担当者としては詳しく表記したいところ。そこで、ゆとりのある仕事内容欄に書くことが多いですね。転職されてくる方も、入社後数年先のキャリアは非常に気になるところだと思います。自分がスペシャリスト志向だという方は、PMやPL以外のキャリアパスが用意されているところを探すといいでしょう。また、マネジメント志向の方は具体的にPM/PLへのスキルアップの

チャンスがあるのか、さらにその上のポジションはあるのかなど、多くの情報が得られる可能性があるのでじっくりと読むことをおススメします。仕事内容に合わせて、今後の自分を考える材料にしていただきたいですね。

『研修制度』
これは未経験や経験の浅い方をターゲットにしている場合、充実して書かれているケースが多いですね。入社してから、実際の業務に入るまでどのような研修を行うのか。また行わないとしたら誰が教えてくれるのか。初めてのことにチャレンジする場合や経験が浅くて自信の無い場合は必ずチェックするようにしてください。入社して放っておかれたら(そんな会社はないとは思いますが)後悔してしまいますからね。その他にも、マネジメント研修や外部研修/海外研修など、ステップアップする機会がある会社は『研修制度』などのタイトルを付けて表記されることが多いので、ぜひ見逃さずにチェックするようにしてください。

『転職者の声』『社長のビジョン』
求人広告からは社内の雰囲気が伝わりにくいもの。そこでどのような人が、どのような想いで働いているのかを知ることができる『転職者の声』を仕事内容欄に載せた求人広告も増えています。こういった声が載っている求人広告は、アットホームな社風が築かれている会社の可能性があります。また、『社長のビジョン』が載っている求人広告は、経営者の考え方が独特であるか、もしくは他社ではあまり見かけないようなビジョンを持っているケースが多いので、面白い会社を探している方にとって参考になると思いますよ。

『社内制度/環境』
社内制度が充実し、かつそれが転職者にとってメリットになるとき、仕事内容の欄で伝える場合があります。資格取得支援制度やON・OFFのメリハリなど、働く上で有益な情報が載っているのでよく確認しましょう。また、ベンチャーや中小企業の場合、社員一丸となって制度を作り上げているというケースもあります。エンジニアとしての仕事だけでなく、その他の経営に近い仕事にも携わってみたいという方はぜひ調べてみてください。

なるほど。仕事内容欄には非常に多くの情報が詰まっていることがわかりますね。ただ、仕事内容がわかったからといって読むのを止めるのではなく、最後まで読み、有益な情報を漏らさず手に入れることが肝心です。ぜひあなたが考える際の参考にしてください。

正しい転職活動をするために……

いかがだったでしょうか。今まで仕事内容を知るために見ていた「仕事内容」欄も、見方を少し変えてみるだけで、随分と企業の特徴が際立った部分に見えてきたのはないでしょうか。しかし、この内容が全てというわけではありません。企業によっては、仕事内容欄には仕事内容だけを入れて欲しい、という要望によって内容が薄く見えてしまったり、端的な表現にすることでより的をしぼった訴求の仕方をしている場合もあります。前回もお伝えしたとおり、大切なのはユーザー自身が制作担当者の意図を読み取り、情報を取捨選択することです。「どんな仕事が良いのか」「どんな会社が良いのか」自分自身の基準を明確にした上で情報を読み解き、正しい転職活動にお役立てください。

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