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地デジアンテナを格安で自作してみた。はたして受信できるのか!?

地上波アナログテレビ放送の2011年7月終了を控えて、いま何かと話題の「地デジ」。その地デジアンテナを格安で自作できると知り、早速挑戦しました。はたして結果は・・・?

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受信! しかし工夫の余地あり ~受信編~

最初にアンテナとテレビを直結して受信テスト。
結果は、信号強度が弱すぎて失敗!

 果たしてうまくいくでしょうか? 期待と不安の入り混じったドキドキを体験できるのも、自作ならではの面白さといえます。

まずはテレビとアンテナを直接接続してスイッチオン。アンテナを手に持ち、高さや方向を変えながら受信を試みます。しかしあれこれと粘ってみたものの、結局映像が得られずに失敗です(番組表データは受信できました)。
テレビのメニュー画面からアンテナの受信電波強度を見ると、60dBの強さが必要にもかかわらず最大で十数dBまでしか得られていません。これは、 受信地点が東京タワーから直線距離にして20km程度離れていること、そして周囲を住宅地に囲まれていて見通しが悪く、電波到達の障害となっていることが影響していると考えられます。

ところで、電波は波長が短くなればなるほど=周波数が上がるほど性質が光と似てきます。すなわち直進性が強く、途中に障害物があると、電波がそこで遮られてしまいます。地デジは、より波長の長いVHF帯を使用した従来のアナログ放送よりも障害物の影響を受けやすいのです。

ブースタを間に入れてなんとか受信成功!
しかし安定受信にはいろいろと工夫が必要だ

 そこで、テレビとアンテナの間にブースタ(受信電波を増強する装置)を接続して再度挑戦。すると今度はアンテナの高さや方向、水平具合などによって不安定なものの、瞬間最大で60dBを得ました。一番良好に受信できたのがTBSで、次いでNHK教育とテレビ東京が辛うじて入感。その他の局は受信失敗でした。

全ての局が受信できないのは先述のとおり、地理的な要因もありますし、低いグレードの同軸ケーブルを使用してしまったことも影響していると思われます(より太い5C-FVが最適)。しかし自作アンテナで地デジを受信できたことはまぎれもない事実。まずは実験成功といえるでしょう。
ただし実用レベルとするには、受信場所やアンテナの設置方法を考慮しないといけません。また、今回のアンテナは設計がイージーで工夫の余地が残ります。

 ともあれ、ごく初歩的なレベルの今回の実験でしたが、それでも八木アンテナの原理や製作の奥深さに触れることができました。アンテナ一つにもそこにはノウハウが詰まっています。自作を通じてモノづくりの面白さを再発見してみませんか?

【主な参考サイト】
地デジアンテナ自作情報まとめ http://d.hatena.ne.jp/uunfo/20090114/1231931914
日本アマチュア衛星通信協会 http://www.jamsat.or.jp/index.html
ボクにもわかる地上デジタル http://www.geocities.jp/bokunimowakaru/
数理設計研究所 http://www.madlabo.com/mad/index.htm

(取材・文・撮影/斉藤 円華

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