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エンジニア・ロゴス 第8回「スキャナーの語源」

スキャンって、動きをあらわす語源からできてるなんて意外。スキップとかと同類ってことなんでしょうか。

 

今回の「スキャナー」は英語でscannerとなり、動詞のscan(スキャン)と「~するもの」の接尾辞erからなっています。

scanは英語で「詳しく調べる」「走査する」などとなり、ラテン語のscandere(スカンデレ)から由来して「登る」「詩をリズミカルに読む」といった意味があります。
スキャナーでスキャンを開始するとキャリッジ(読み取り部分)が原稿台の端から端まで移動していくのは、頂上を目指して山登りしていったり、本の見開きで最初から最後まで読み上げていくことにも通じるところです。

このラテン語のscandereは、「登る」「跳ぶ」という原義つながりで、ギリシア語で「罠」のskandalon(スカンダロン)とも関係があり、英語のscandal(スキャンダル)の語源になっています。16世紀には、scanが「細かく調べる」、scannerが「細かく調べる人」という意味があったとのことなので、スキャナーの走査プロセスの如く、「捜査」の結果、スキャンダルが飛び込んできたといったところでしょうか。 

また、scandereから派生した英単語には、scale(スケール)、エスカレーター(escalator)や動詞形のエスカレート(escalate)もあります。
「捜査」のスキャンもエスカレートし過ぎると、スケールの大きな話に発展するか、エスカレーターの上方から転落する如く、スキャンダル合戦が泥沼と化してしまいます。

ところで、スポーツ用品大手のデサント(DESCENTE)はフランス語のdescente(デサント)から由来しているとのことですが、このdescenteは動詞descendre(デサンドル)の名詞形です。
descendreは、「下方へ」のdeと前述のscandereから由来とする仏単語で、「降りる」「下る」という意になり、名詞形のdescenteになると、「降りること」、スキーの「滑降」、スポーツの試合で「敵陣になだれ込むこと」、サッカーの「速攻」といった意味があります。

サッカーの速攻では、韻律的に表現すると、走力、連携力、決定力、得点力などがポイントとして連想されます。
スキャナー選びも、走査のスピードという「走力」、パソコンやOSとの「連携力」、解像度という「決定力」、購入するとどんなオマケがついてくるのかその「特典力」がポイントになってくることでしょう。

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