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未経験プロジェクトマネジャーでも高品質なプロジェクト管理を可能にする業務支援システム「メタルワークス」って何だ?

『日本一のプロジェクトマネジメント集団』を標榜するエクスレイヤ株式会社が3年以上かけて開発した社内向け業務支援システム「メタルワークス」について、同社代表の永野茂氏にインタビュー。

「日本一のプロジェクトマネジメント集団」を標榜するエクスレイヤ株式会社。
同社は、経験則がモノを言うプロジェクトマネジメントの世界において、経験の浅い社員・若手社員であっても高品質のプロジェクト管理を実現できることで定評がある。

その秘訣が、同社が企画・設計・開発に3年2か月を投じて開発したプロジェクト管理支援システム、「メタルワークス」だ。
その魔法(?)のようなシステム、メタルワークスとは一体、何なのか。同社代表取締役の永野茂氏に聞く。

20年間のプロジェクトマネジメント経験を武器に独立したプロ集団

エクスレイヤ株式会社
代表取締役
永野 茂 氏

ここでまず、エクスレイヤ株式会社の成立経緯について触れておこう。

同社代表の永野茂氏は、1980年代から大手通信会社でネットワーク構築やオフィス移転など大小さまざまなプロジェクトを取り仕切ってきた経歴を持っている。

「海外でプロジェクトマネジメントを手がけた期間が長かったため、IRA(Irish Republican Army、アイルランド共和軍)や9.11などのテロで企業のオフィスが倒壊して機能しなくなったときに、臨時のオフィスを緊急に構築するといった修羅場 もいろいろ経験してきましたね」

日本国内に留まらず、ロンドンやニューヨークといった海外での経験も豊富な、まさにプロジェクトマネジメントの鉄人と呼ぶべきスキルを培ってきた永野氏が2002年に満を持して独立。当時の同僚を伴ってエクスレイヤを設立した形だ。

創業メンバーの経験則を「シナリオ」化してシステムに集約

メタルワークスは、永野氏をはじめプロジェクトマネジメント経験豊富な創業メンバーの蓄積したノウハウを「シナリオ」として組み込んだプロジェクト管理ツール。案件の規模や期間などの項目を入力すると、詳細なスケジュールや行うべきタスク、そのタスクの作業時間の目安や期限、さらには業者に発注すべき工事・購入が必要な物資の費用の相場までもが表示される。
こうしたデータは社員がプロジェクトを遂行するたびに蓄積されていくため、メタルワークスが提示するデータは日々、精度の高いものになっていくのだ。この仕組みにより、経験の浅いプロジェクトマネジャーであっても、自分がいつ、何をすべきかを把握できる。
インストール型のパッケージ製品ではなくWebをベースに作られているため、Webブラウザさえあればどこからでも参照できる。さらにAjaxを搭載した軽快な操作性を実現するなど、システム利用の利便性も高い。

キメタルワークス起動画面。スケジュールがブロック単位で区切られ、提示されている

また、メタルワークスは、同社に案件を依頼した顧客の担当者が参照する画面も持っている。
そのため、顧客側からも、エクスレイヤがどんな作業をどういったスケジュールで行おうとしているか把握できるのだ。同時に、顧客側で作業するべきタスクやその期限についても表示されるため、エクスレイヤへの丸投げ意識も解消できる。

「たとえばオフィス移転の際に新しくデスクに電話番号を割り振るといった作業は、案件を依頼したお客様側で行っていただくしかありません。そういった場合にも、メタルワークスは『もしこの日までに電話番号を割り振れないと、後々こんな悪影響が出てきますよ』ということをお客様に提示することができます」

社員のパフォーマンスも定量的に評価できる!

「メタルワークス」は社員のプロジェクトマネジャーとしてのパフォーマンスを測るうえでも有用だ。
たとえば、1ブロックを1時間として、あるタスクを完遂するのに40ブロック(=40時間)が標準的だとメタルワークスが算出したとする。

そのとき、40時間でちょうど作業が終われば、そのマネジャーは標準的なパフォーマンスで仕事をしていることが立証されるわけだ。当然、それよりも早く終わればパフォーマンスが高いことになり、遅くなればパフォーマンスが悪いことの指標となる。
自分のタスクが早く終わった分、他の社員のタスクを手伝うなど+αのパフォーマンスを示せばそれは査定のうえでも加点対象となるわけだ。

評価基準が定量的であるため、ボーナスの査定でも担当者そしてそれを査定する上司の双方が納得しやすい。

顧客に対してプロジェクトマネジメントの品質を保証するうえでも、この機能は心強い。もしタスクが予定通り完了しそうにない担当者がいれば、それを「メタルワークス」が検知して社内に向けて広報する。それにより、期限がギリギリ迫る前に、担当要員を一時的に増やすなどの対策を練れるわけだ。

さらに「メタルワークス」があることで、担当者自身のスケジュールを管理しやすくなる点も見逃せない。
同社は9:45~18:45が就業時間だが、「メタルワークス」の示すスケジュールはすべてこの就業時間内に終わるように組まれている。そのため同社には基本的に残業という概念はない。

「プロジェクトを管理する当事者が自分自身のスケジュールを管理できないというのでは本末転倒ですからね」

ちなみに、ここまで高機能なシステムであるにも関わらず、同社はメタルワークスを商品として販売する意向はないという。あくまで社内で業務支援システムとして活用するのだとか。

プロジェクトマネジメントという仕事の醍醐味、そして適性ある人とは

 

近年、日本でもPMO(Project Management Office)が業種として活発になりつつあるが、この動きについて永野氏に意見を求めよう。

「日本はプロジェクトマネジメント(PM)の重要性に対する認識が欧米に比べると低いことは否めませんね。案件を受注した業者が事務的にまとめればいい、 という意識がまだ主流です。日本のPMOはその性質を受け継いでいるところがあり、バックオフィスとして管理業務に専念するものが多いように感じます。そ の意味では、私のいうPM業務とPMOは別物といえるでしょう。
私の目指す、あるべきPMとは、例え案件の依頼者に対してでも、案件の遂行のために必要なら強く主張し、リーダーシップを発揮して動ける人です。特定の メーカーに肩入れすることなく中立的な立場から、お客様にとって最適なソリューションを提供できることも大事な要素ですね」

ではプロジェクトマネジャーとして経験豊かな永野氏から見た、PM業務に向いている人の特徴とは?

「まず何よりも、会社のためというよりは『人を助ける』ことをモチベーションとして働ける人。他人が喜んでいる姿を見て喜べる人であることが大事だと思い ます。そしてその理想の実現のためには、たとえ権威ある人からの理不尽な要求に対しても堂々と『NO』と言える人。こうした要素を満たしていれば、プロ ジェクトマネジャーとして活躍できると思います。その人間性の良さがあれば、それは知性や経験、容姿の良し悪しといった一切のほかの要素の弱点をカバーし てありあまる素質となるでしょうね」

事実、エクスレイヤには前職ではそば職人や花屋など、PM業務とは直接、関係のない経歴を持った人材がプロジェクトマネジャーとして活躍している。年齢に関係なく、業績と能力に基づいた評価制度など、人材の育成と能力の向上支援にも積極的だ。

ITはもちろん、IT以外のあらゆる領域で、プロジェクトマネジメント業務を自分の専門性として確立したい人にはエクスレイヤは格好の職場といえるかもしれない。なんといっても、メタルワークスという強力な業務支援システムがあるのだから。

=取材協力=
エクスレイヤ株式会社

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