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オモコロ編集長が語る「Webクリエイターの頭の中」 第7回 「 残念ポータルの自分広告コンセプト 」

今回は、おふざけポータルの少しマジメな話を書こうと思います。全裸で。

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 こんにちは。オモコロのシモダです。
今月は「体格が自分よりも大きな敵の倒し方講座」としてアッパーカットを軸にしたアゴを狙う戦略について語ろうと考えていたのですが、エンジニアのストリートファイター率はそんなに高くないという情報を帝国データバンクでゲットしたので「お笑いポータルの運用のコツとコンセプト」について書こうと思います。ストリートファイターの方もよろしければ読んでもらえると嬉しいです。 

オモコロのはじまり


「オモコロ~あたまゆるゆるインターネット~」は、平日は毎日、枕にバカが付く漫画や文章、動画やFlashなどを更新しているウェブマガジンです。

元々はテキストサイトという独自のホームページ文化から派生したもので、日記やイラストに妄想を絡め、毎日顔も知らない第三者を意識して生み出される個人によるエンターテイメントでした。僕もその文化にどっぷりと浸かっている一人だったので、このテキストサイトという文化を趣味のままで終わらせたくないという思いがあり、普段見ていたホームページ管理人に声をかけ、今のオモコロという媒体を作りました。そして、すべての人にとって役に立たない悪ふざけの記事を毎日公開するようになったのです。 

おふざけポータルの少しマジメな話

オモコロは基本的にバナー広告を掲載するというメディアによくあるビジネスモデルは持たないようにしています。スポンサー企業に広告を出稿してもらうということは、たしかに運営費の確保に繋がるのでメディア運営者として非常にありがたいお話なのですが、それがメインになってしまうとスポンサーのイメージを壊さないような記事制作を行なう必要が出てきます。いろんな物事に対して気を使うということは、結果として本来の目的である「笑える」ネタ作りを制限してしまうような気がするのです。

もちろん、制限の中で最大限に面白さを引き出すことへのチャレンジは大事なことですが、それはオモコロ以外のスペースで展開する別の案件でこなせばいいことで、自分たちの場所がいつまでの自分たちの場所であり続け、結果として常に実験し続けて新しい表現を発見していくことがホームであるオモコロの役割だと考えています。

運営者である自分たちの広告、それがオモコロです。 

また、オモコロ編集部に対して、外部の企業などからコンテンツ制作のお仕事を依頼されることがあります。そうしたときにも上に書いたことが活きてくることがあります。
なぜなら、

「オモコロ編集部というのは、いつもふざけてて、なんかゆるい。あとイラストとかFlashとかでネタ作ってたな。」

みたいなことを、サイト運営を通して世の中にアピールしているからです。

実際、オモコロを見たクライアントは、「ユーモアを交えたコンテンツが欲しい」 「従来の堅いイメージを崩したい」などというときにお声がけ頂くことが多いように思います。
 

これは、事前にオモコロの存在を知っていただいた上でご相談いただいているので、事前にオモコロと一緒に仕事をした場合どうなるのかというイメージをクライアントは持ってくださっています。 オモコロが持っている笑いのコンセプトと、クライアントが持つ完成イメージ、それらがブレることなく進行できるということは全体のスピードアップにもつながっていきます。また、完成のビジョンを描いて作業できるということは、互いに高いモチベーションを持って制作に入ることに繋がるように思えます。 (そしてオモコロは悪ふざけが過ぎて怒られるのです) 

まとめ

好きなことをしていても、コンセプトをしっかりと持つことで二次的、三次的にお仕事に繋がることはあります。「これをやったらこうなるから」という結果の道筋をちょっと長めにとってみることで、ぱっと見、全然ビジネスが見えてこない形になるかもしれませんが、実のところそれこそが楽しくてやりがいのある仕事への近道なることもあるかと思います。

だからと言って、真っ裸のおばさんが飛び跳ねる記事や、おしっこやウンコといった汚いこと漫画ばかり描いていたら仕事が取れにくいこともありますので僕みたいにならないでくださいね。さようなら。   

筆者プロフィール

シモダテツヤ

「オモコロ」という残念なお笑いポータルで編集長をしております。鹿と大仏の街 京都で生まれ育ちました。 ヤドクカエルの体内に含まれる毒をインディアンに売る仕事を担当しており、仲間からの信頼度は常に0をキープしてます。右手がドリル、左手もドリルに改造されているのでタイピングが凄く不便です。 好きなイカは大王イカです。

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