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オモコロ編集長が語る「Webクリエイターの頭の中」 第8回 「 のぞき見してみません?他人の家のSNS 」

残念ポータル運営を円滑にする専用SNS。 今回は普段クローズドな専用SNSの中身をジョロンとご紹介いたします。

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 こんばんは、シモダです。
先日、友人の誕生日祝いとして何かプレゼントを送ろうと思い、生鮮食品を扱っているスーパーの中で素敵なものが売っていたのでそれを送りました。中華街などで見かける豚の首です。大きくてインパクトもあるしコラーゲンが豊富でお肌がきれいになると聞いたので喜んでくれるだろうと思っていたのですが「やめてくれ」と言われました。今月も宜しくお願い致します。   

組織で有効利用するソーシャルネットワークサービス

 

僕が運営している「オモコロ~あたまゆるゆるインターネット~」というサイトでは、スタッフ間のやりとりを円滑にするためにソーシャルネットワークサービス(以下SNS)を使っています。簡単に言うとオモコロ板ミクシィみたいなやつです。

 こちらが「グループチューブ」というSNSサービスを使ったオモコロ専用SNS「omoculy(オモクリィ)」です。

ミクシィみたいな名前のほうがスタッフもどういうものかなんとなくイメージしやすいだろうと思いこんな名前をつけたのですが、後になってスタッフから「このスペルだとオモキュライじゃない?」と指摘されました。未だにそのことに関しては完全に無視を決め込んでいます。

そんな「オモクリィ」ですが、このSNS、今ではオモコロを運営する上で欠かせない存在となっています。

記事の管理やスケジュール進行の他、実用的なアイデアから目を覆いたくなるようなくだらないアイデアまで運営に必要な情報を見やすい形にして共有するためのツールとして大活躍しています。

なんといっても一番のメリットは「住んでいる場所、時間が関係なく情報共有ができる」ということです。オモコロは全国各地にスタッフが居るので、その距離の壁をなくしてくれるのがSNSの特徴です。
さらに「オモクリィ」はモバイルでも確認可能なのでパソコンの前にいなくても思いついたときにアイデアを投稿したり、誰かの意見にすぐレスポンスしたり、それぞれの都合にあわせてコメントのやりとりができるので時間の壁も解決してくれます。オモコロスタッフの多くが根暗で引きこもりが多く、外出すれば職務質問を受けるような人間場かりなのでSNSを使った運営のほうが向いているというのもあるかもしれません。  

記事チェックスレを立ててブラッシュアップを

 

オモコロでは平日は毎日「特集」という記事が公開されています。そして「オモクリィ」にて記事の管理や進行状況の確認などを行なっています。特集記事は公開前に毎週「チェックスレ」が立てられ、そして完成した記事に対しての他のスタッフが感想をコメントし合います。
「こうしたほうが良いんじゃないか?」、「ここを少し変えるだけでもっと良くなると思います!」など、客観的な意見を取り入れることで記事のブラッシュアップを図ります。この作業が疎かになってしまうと自分の母親くらいの歳の全裸のおばさんがお洒落なワンピースを紹介していくという記事を公開し読者から「チェック体制をしっかりしろ」というお声を頂戴することになります。僕の記事のことです。  

無駄なスレ立てでコミュニケーションを活発に

「オモクリィ」では一見すると無駄と思えるようなスレ立てでコミュニケーションにも力を注いでいます。
過去に、アンケート機能を使って「陰毛がボウボウそうなスタッフ選手権」を開催することでスタッフ間の意識調査を行いました。

 

結果、女性スタッフの「小泉さん」に票が集中し見事一位に輝いたので、あとで本人からこっぴどく怒られました。
選べる項目に「小泉さん」の比率を増やしたことも気に食わなかったようです。良かれと思ってやったことが裏目に出るのは悲しいですね。
こういった無駄な企画でも、投票することやコメントすることでスタッフ同士の触れ合う機会が増えコミュニケーションを活性化させることに繋がります。もしSNSを使う機会があれば是非女性スタッフにセクハラしてみるのはいかがでしょうか。  

新スタッフのご挨拶もSNSで

 

新しいスタッフが加入すると、自己紹介トピックを設けるようにしています。
新スタッフは「はじめまして!」と書き込み、他のスタッフは「ようこそ!」と歓迎するのも「オモクリィ」で行います。
本当は顔を合わせてそういうコミュニケーションがとれたほうがいいのですが、上にも書いたようにオモコロのスタッフは全国各地にいるので全員が全員顔を合わす機会があまり持てません。しかし同じ編集部の人間がどんな人でどんな頭の中なのかを知っていたほうが仕事をする上でも「この仕事はあの人が向いているな」とスムーズに動くことができるので、こういった挨拶や、無駄なスレ立てでのコミュニケーションは非常に大事なことなのです。 

ひじょうに大事なことなのに全員適当な自己紹介します。  

思いついた事は、とりあえず書き込もう!

 

オモコロスタッフは全員頭が悪いのでみんなで遊んでいるときに話したことや、せっかく思いついたアイデアも忘れてしまう事も珍しくありません。そこで、『【覚え書き】アイデア投稿スレ』と題したトピックを設けて、どんなくだらないアイデアでも気軽に書き込めるようにしています。 

 

その中のひとつに「大激論!うんことおしっこ、どちらが勝つか!?」というものがありました。
このような人間性を疑われるようなアイデアも、とりあえず投稿してしまえば他の残念なスタッフ達が群がって色々と盛り上げてくれます。 

 

そして実際に特集記事として公開されるまでに至りました。
負の遺産ばかりが増えてゆく気がしますが、ゆるいトピックを立てておくと、くだらないアイデアでも様々なやりとりによって肉付けされて一つの形になっていくのです

また、飲み会の席などで出てきた悪ノリのアイデアを勢いで脚本化しみんなと共有することなどもしております。 

 

「夜の編集長」という気持ちの悪いタイトルのやおい漫画で、オモコロの編集長(僕)と副編集長をモデルにしたキャラクターが「昼はお前が編集長かもしれんが、夜の…編集長は…ワイやで…。」と立場が逆転するという最悪の内容です。これは、絵が上手くストーリー漫画が描けるスタッフが絵におこし実際に公開することになりました。コラボレーションを生みやすくするのもSNSの魅力のひとつだと思います。 

 今回のまとめ

複数人で運営する会社やサークル、あとうちみたいな編集部はSNSを持ってみてはいかがでしょう。
距離や時間の問題も解決され、コミュニケーションも円滑になってゆきます。また、端から端まで届かないような小さなアイデアもみんなで考えることが可能なので何かを共同で作っていく場合はとても便利なものかと思います。クローズドなので情報も他に漏れませんし、自分たち専用の場所があるということも地味に嬉しかったりします。結構良いことばかりなのでおすすめです。

さようなら。  

筆者プロフィール

シモダテツヤ

「オモコロ」という残念なお笑いポータルで編集長をしております。鹿と大仏の街 京都で生まれ育ちました。 ヤドクカエルの体内に含まれる毒をインディアンに売る仕事を担当しており、仲間からの信頼度は常に0をキープしてます。右手がドリル、左手もドリルに改造されているのでタイピングが凄く不便です。 好きなイカは大王イカです。

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